玄米は健康食と言われています。
玄米は癌にも良いとされ、食事療法では真っ先に取り上げられる食品の1つではないでしょうか。
玄米の何が、癌によいのでしょう。
玄米にはミネラルが豊富に含まれていると言います。
そのミネラルが体に効いているのでしょうか?でも、ミネラルが豊富な食品は他にもあるはずです。
実は玄米の表皮の部分、つまり糠の部分に答えがあると考えられています。
玄米の糠にはフィチン酸と呼ばれる物質が含まれており、この物質の吸着作用が高く、玄米を食べると体の悪い毒素をフィチン酸が捉えて体外に排 出するからだと考えられています。
そのため、逆に健康体の人はあまり玄米を食べ過ぎてはいけないとも言われているのです。特に育ちざかりの年頃の子供には玄米はあまり頻繁に食べさせないようにしたほうがいいでしょう。
玄米は確かに栄養学上はミネラルが豊富ですが、特に健康体の人が食べる場合は、摂取した以上のミネラルを排出してしまいます。
ただ、病気になった人が食べると、ミネラルの損失以上に体の中にたまった毒素が体外に排出されるために、病気が治ると言われているのです。