歯に合わせた食事を心がける


歯の数に合わせた食事を考えるという考え方は、みなさんも一度は耳にされた人が多いのではないでしょうか。

人間の歯は、
・門歯(野菜・果物)・・・8本
・犬歯(肉)・・・・・・・2~4本
・臼歯(穀物)・・・・・・16本
という割合になっています。

牛はどうでしょう?
牛は臼歯ばかりです。

犬猫は?
臼歯もありますが、形状は人間のそれとは異なり、かなり犬歯に近い尖った歯をしています。
これらの歯の違いはなにを表しているのかというと、それぞれの種がこれまで代々の子孫をつないていく中で、どんなものを主に食べていたかの情 報を間接的に表しています。
歯がこれまでの食べ物に合せたつくりをしているということは、体の他の部分についても同じことが言えます。

例えば、牛の腸はとても長く、栄養吸収効率の悪い草からの栄養を効率的に取り込むつくりになっているのです。

人間はどうでしょうか。

人間も牛と同じように、食べ物に合わせた体のつくりになっていると考えるのが妥当ではないでしょうか。

ではそんな食生活を進化のスピードを超えて、急減に変えたらどうなるでしょう。
体は想定外の食べ物ばかりを押し付けられるので、負担が大きく、時には処理できないとうことになるはずです。

体にやさしい食事というのは歯に合わせた食事をすべきなのです。

つまり、歯の数から考えると、人間は穀物(ごはん)を中心に、野菜をその半分、肉はさらにその半分以下くらいが体にとってやさしい食事なのです。
また、このように食べ物の種類を急激に変えないほうが良いと考えると、どんな食べ物が良いかは当然住んでいる地域によっても変わってくるで しょう。

欧米の人と日本人では過去1,000年、2,000年の食事を考えるとやはり異なるはずです。

日本人はやはりご飯(米)でしょう。パン(麦)は欧米人向きなのだと思います。

・・・・と考えると、最近、炭水化物抜きダイエットが流行っていますが、いかに体に負担をかける食事をしているかわかりますね。
一時的に痩せることは出来るかもしれません。
しかし、体にはその負担が徐々に、徐々に蓄積しているはずです。

歯に合わせた食事を考える。

こんな考え方もあるのだと、再認識していただき、ご自分の健康を見つめなおすきっかけになれば嬉しいです。

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